春圃苑さん交換研修 その2
10月29日と最終日の30日の様子をお届けします!
29日の午前中は藤山係長、松井は別々に研修をしています。
まずは藤山係長、大谷地区にあるデイサービスとケアハウスがある事業所へ。
こちらの事業所では厨房があり職員が、昼には約50食、朝夕は20食作っているそうです。
外の畑で採れた立派なさつまいも。こちらは地域の方と共同で作っているそうですよ!
ケアハウスとデイサービスの間にPPE設置していつでも着脱の練習ができるようにしていました。
コロナ対策のゾーニングが目で見てわかるテープガイドもありました。
インカムを導入。このように収納管理されていました。
松井は地域行事に参加。パークゴルフの体験会にご一緒させていただきました!
会場は気仙沼市パークゴルフ場。今回が初めての開催です。
当初は参加者8名の予定でしたが、12名の方のご参加がありました。
開会 開会挨拶は加納事務長。
体操をし、4チームに分かれ、体験開始。
参加者の方とお話をすると「昨日も介護フェスティバル行ったよ」
「普段は春圃苑さんにお世話になってるんだ」
「私は大谷に住んでるんだけどすぐ近くに春圃苑があるのさ。」
と普段の生活のなかに春圃苑さんがいるようでした。
閉会式では阿部苑長から閉会の挨拶。
参加賞をお配りして体験会終了でした。
参加者の方からは、「初めてだったけど楽しかったよ。歩けないと思ったけど歩けたし。」
「時間も楽しくて1時間半があっという間だったね。」と笑顔でした😄
お昼に合流し、その後は市内をご案内いただきました。
大島や、東日本大震災伝承館へ。
実際の震災時の映像、現在も震災当時のまま残された校舎、大切な人をなくした3人のメッセージは、記憶や想像を遥かに超える状況に言葉がありませんでした。
案内いただいた小野寺課長より、メッセージ映像のうちの1人は春圃苑に勤める職員。地域活動をしているときのことで、建物の2階に避難するも被害に遭ってしまったそう。
災害の時にいろんな人に助けてもらったので、少しでも地域に恩返しをしたいと、大谷デイサービスでは行事を考えているそうです。
その後は、津谷という地区のデイサービスを周り見学。
2階には居宅介護支援事業所、職員休憩室を設置。
こちらの事業所でも、休憩室にPPEの着脱手順を写真入りで掲示していました。
お風呂にはスチール鉱石を入れ、それからでる成分から天然温泉に近い水質なっている。(みたけの湯)
お客様からも湯冷めしにくいという感想があるそうです。
余暇活動はカラオケ、マッサージ、ものづくりが多く、そのほか風船バレーや壁に貼る掲示物。時期によっては小学1年生に渡すためのお守りやぞうきん縫いも行っているそうで、小学生に渡すことを伝えるといいよと取り組んでくださるとのこと。下の写真がお守りです。
地域に出る、関わる方法や工夫のヒントをいただきました。
災害を語り継ぐのはかんたんなことではないと思うのですが、今回の機会をいただき、災害を体験していないものが知っておく、実際に状況を見ておくことは大変意味のあることだと実感しました。
大切な人、いのちを守るためにできること、穏やかな日々の中ではピンとこないかもしれませんが、この震災もそんな日常の中で起こったこと。この震災の経験や情報は活かしていきたいですね。
最終日の30日は、朝に1時間程度阿部苑長に振り返りの時間をいただきました。
そして職員のみなさんにお見送りをしていただき少し寄り道をしてから北海道へ。
31日から1日までは春圃苑から2名の職員さんが今度は慈恵園にきての研修のため、
一緒に移動してきました!北海道一発目のお食事は北海道名物のジンギスカン。
明日からの研修、よろしくお願いいたします✨