口腔ケア委員会
今月も口腔ケア委員会を行いました。今年度は、『入院しない身体づくり』を口腔ケアに重点を置き行っています。
今回も萩原歯科より、萩原歯科衛生士をお招きして実践研修行いました。
今回はインプラントを使用している方を対象に、アドバイスやケア方法等を勉強させて頂きました。
N様
ご自分で歯磨きを行うことが出来るが、インプラントの歯の周りなどに汚れがつきやすく歯の根元部分の汚れを綺麗に落とす為、前回萩原先生の往診時にサンプルのエラックという持ち手の部分が長く毛先の柔らかい歯ブラシをいただいていたので、そちらで歯磨きを行ってい、磨きやすい様子で綺麗に磨く事出来ていた。
磨いた後に「ナノ水」という生理食塩水を使用して、その後お口の中で舌を回すようにすると汚れが浮いてくるので、
口腔ケアティッシュで拭きとるとさらに綺麗になるとの事。
しかし、歯磨き粉にフッ素が配合されてい、インプラントの方には不向きでインプラントの腐食につながるとのお話がありました。
Y様
インプラントが取れてしまい、骨に埋め込んだ土台部分しかないところがあり、そこに汚れがたまりやすい。歯周病もあり、少し磨いただけでも出血してしまっていた。
しっかりとケアする事が大切。嗽はお上手でしっかりと出来ている。
今後のケアとしてN様が使っているエラックという歯ブラシでご自分で磨いて頂くと良い。
Ⅿ様
以前は嗽が上手に行えず、歯磨きもご自分でして頂けなかったが、ここ最近ご自分で磨かれて、嗽もしっかりとブクブクと行うことが出来る。
スポンジブラシあるが綺麗に出来てい、最近は使っていなかったが、先生より下の汚れを時々とったり、保湿剤を塗布するのに使用するといいとお話がありました。
下の歯の周りに金属部分が見えていた為、インプラントと思っていたがかむ力が強く噛み合わせた時に削れて下の部分が出てきてしまっており、インプラントではないとの事でした。
以上3名のお客様にご協力頂き、実践研修行いました。
近年お客様にインプラントを使用しているお客様が多く見られてい、長く使用していくためには、ご自分の歯と一緒で適切なケアを行っていく事が必要。
抜けてしまったり、欠損してしまっても、歯茎が腫れてしまったり、しっかりと汚れを落とせるようにケアをしていく事が大切で、入れ歯やインプラントが取れて飲み込んでしまい開腹手術になることもあるとのことでした。
お口の不快無く、おいしくお食事を摂って元気でいて頂く為に、大変勉強になりました。
今回の学びも日々のケアにしっかりと取り入れていきたいと思います。
※今回のブログは、諸事情で写真を入れることが出来ませんでした(T_T)
大変申し訳ありませんm(__)m
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